悪質ファクタリング業者の9つの特徴
| 危険サイン | 説明 |
|---|---|
| 手数料が20%を超える | 2社間でも20%超は高すぎ。複数社で相見積もりを |
| 審査費・事務費を別途請求 | 正規業者は審査・事務費無料が一般的 |
| 契約書を事前に提示しない | 口頭・LINE等での口約束のみで進める業者は危険 |
| 個人の給与・賞与を対象にする | 給与ファクタリングは違法(貸金業法違反の可能性) |
| 「審査なし」「必ず通る」を謳う | 審査なしは実質的にリスクを売主に転嫁する契約の可能性 |
| 消費者金融・ヤミ金と同様の催促 | 支払いが遅れた際に脅迫的な取り立てをする |
| 法人登記・事業者情報が不明 | 会社所在地・代表者・設立年が確認できない |
| SNSや個人間取引での勧誘 | TwitterやLINEでの個人的な勧誘は詐欺の可能性 |
| 買戻し義務(リコース)を明記しない | 売掛先倒産時の買戻し条件が不明瞭な契約 |
信頼できる業者を選ぶチェックリスト
- ✓ 会社法人として登記されており、所在地・代表者が公式サイトに明記されている
- ✓ 手数料・費用がすべて事前に明示されている(隠れ費用なし)
- ✓ 電子契約書を事前に確認できる
- ✓ 複数の口コミサイト・比較サイトで実績が確認できる
- ✓ 審査結果の理由を説明してくれる(理由不明の拒否は危険)
- ✓ 対象が事業者の売掛金(BtoB)のみ(給与は対象外)
- ✓ ノンリコース(売掛先倒産時の買戻し義務なし)を明記
高額手数料を支払わないための業者選びの視点
ファクタリング手数料の相場は、2社間で5〜20%、3社間で1〜9%とされていますが、この上限を大幅に超える「高額手数料業者」が存在します。手数料30%を超えるケースはファクタリング業界の水準から逸脱しており、違法貸付(貸金業法違反)と同等のリスクを持ちます。高額手数料を避けるためには、①複数業者に見積もり依頼、②運営会社の事業規模・実績確認、③契約条件の書面化、④手数料の内訳明示要求、の4段階で業者を見極める必要があります。
特に初回利用者は相場感がないため、高額請求されても気付かずに契約してしまうケースが多発しています。ファクタリング業界には業界団体(日本ファクタリング業協会等)が存在し、加盟業者は一定の自主規制に従って運営されています。初回利用時は加盟業者から選ぶことで、悪質業者を避ける確実性が高まります。
高額手数料を回避する実践策
策①:相見積もりで市場価格を把握:最低3社に同じ条件で見積依頼し、最高値と最低値の差を把握。極端に高い業者は候補から除外。
策②:手数料の内訳を書面で確認:「手数料◯%」の他に「事務手数料」「審査料」「登記費用」などの追加コストを事前に書面で提示させる。不透明な追加料金がある業者は避ける。
策③:業界団体加盟・実績公開業者を選ぶ:日本ファクタリング業協会加盟、累計取扱実績・大手金融機関との提携があるビートレーディング・OLTA・アクセルファクター等を優先検討。
2社間ファクタリングで5%〜15%、3社間で2%〜9%が一般的な相場です。20%を超える手数料は高すぎる可能性があります。また、手数料以外に「事務手数料」「審査費用」「契約費用」を別途請求する業者は悪質業者の可能性があります。
個人(給与所得者)が未払い給与を売却する「給与ファクタリング」は、最高裁判所の判決(2020年)で貸金業法に該当すると判示されています。貸金業登録のない業者が行う給与ファクタリングは違法であり、利用しないよう注意が必要です。