ファクタリングの種類 比較一覧

種類手数料目安売掛先への通知主な用途
2社間ファクタリング5%〜15%不要売掛先に知られず早期現金化
3社間ファクタリング2%〜9%必要(承諾書)低コストで早期現金化
保証型ファクタリング0.5%〜3%(保証料)不要(保証型)売掛先倒産リスクへの備え
国際ファクタリング1%〜5%(別途)相手国の業者が通知輸出入の海外売掛金管理

各種類の詳細解説

【2社間ファクタリング】

利用者(売主)とファクタリング会社の2者で取引。売掛先には通知しない。手数料は高め(5〜15%)だが秘密裏に資金化できる。オンライン型(labol・QuQuMo等)はほぼ2社間。

【3社間ファクタリング】

利用者・ファクタリング会社・売掛先の3者で取引。売掛先の承諾が必要だが手数料が低い(2〜9%)。銀行系・大手ファクタリング会社で多い形態。

【保証型ファクタリング】

売掛先が倒産した場合に売掛金をファクタリング会社が保証するサービス。早期資金化(買取)はしない。売掛先の信用リスクに対する保険として活用。

【国際ファクタリング】

輸出入取引での海外売掛金の管理・保証・回収を専門業者が代行するサービス。IFG(国際ファクタリング協会)加盟の銀行・専門会社が取り扱う。

ファクタリング契約の主要タイプ

ファクタリング契約は、①契約当事者数(2社間 vs 3社間)、②債権対象(買取ファクタリング vs 保証ファクタリング)、③契約形態(単発契約 vs 継続契約)、④ノンリコース/ウィズリコースの4軸で分類されます。それぞれの組合せによって、手数料・スピード・リスク配分が大きく異なります。例えば「2社間・買取・単発・ノンリコース」が個人事業主や中小企業で最も利用される標準型で、手数料は高め(5〜15%)ですが売掛先に知られずに即時資金化できます。

一方、「3社間・買取・継続・ノンリコース」は大企業同士の定期的なファクタリング取引で多く見られ、手数料は低め(1〜5%)ですが売掛先の承諾取得・継続契約の管理が必要です。保証ファクタリングは売掛金の買取ではなく保証のみを引き受ける形態で、与信管理ツールとしての側面が強くなります。

契約形態の選び方

スピード重視:2社間・単発・ノンリコース:急ぎの資金需要に最適。QuQuMo・labol等のオンライン型が該当。

低コスト重視:3社間・継続・ノンリコース:大口・継続取引で手数料を抑えたい場合。売掛先の協力が必要。

与信管理重視:保証ファクタリング:売掛金は自社で回収しつつ、不払いリスクだけを転嫁したい場合。売掛保証とも呼ばれる。

プロジェクト単位:単発・ノンリコース:1案件の精算だけ実施。継続契約の縛りがなく、必要時のみ利用できる柔軟性。

状況別おすすめの種類

状況おすすめの種類理由
売掛先に知られたくない2社間ファクタリング通知不要・秘密保持
手数料をできるだけ低くしたい3社間ファクタリング手数料2〜9%と低コスト
売掛先の倒産リスクが心配保証型ファクタリング倒産時の保証で安心
急ぎで今すぐ現金が必要2社間ファクタリング(オンライン)最短30分〜2時間で入金
大口・低コスト・売掛先も協力的3社間ファクタリング売掛先承諾で低手数料

売掛先に知られたくない場合は2社間、手数料を低く抑えたい場合は3社間が有利です。2社間は手数料5〜15%程度ですが売掛先への通知不要。3社間は手数料2〜9%程度ですが売掛先の承諾が必要です。状況に応じて選択してください。

保証型ファクタリングは売掛先が倒産・支払い不能になった場合に、ファクタリング会社が売掛金を保証(肩代わり)するサービスです。買取型と異なり、早期に資金を受け取るのではなく、売掛先の信用リスクに対する保険的な役割を果たします。

→ 2社間と3社間の詳細比較

→ ノンリコース vs リコースファクタリング

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